
脚本:三条 陸 作画:佐藤 まさき 原作:石ノ森 章太郎
監修:塚田 英明 クリーチャーデザイン:寺田 克也
「私を突き動かしているのは…あの日、確かに存在した………奇妙だが…小さな…友情だ…!」
2025年10月の新刊。
今回は丸ごと1冊『nは暗闇より出でて』編。翔太郎の前に現れた霧彦さんの幽霊。フィリップは必ずその背景にガイアメモリのからくりがある筈だと主張するが……。
霧彦役の君沢さんのインタビューは大分早い時期に終わっていたので、まさかここで霧彦の深掘りがあるとは……。
違った出会い方をすれば良い友人関係を築けたであろう翔太郎と霧彦。裏風都の陰謀によってこうなったとはいえ、実現する筈の無かった共闘が見られるとは……有り難や有り難や。
奇しくも放送中の『仮面ライダーゼッツ』では、なすかという名前のキャラが登場している。どんな偶然だよw
ナスカ・ドーパントへの変身だけでも有難いのに、ナスカのドーパントメモリがダブルドライバー対応仕様に変化。プリズムビッカーを使って超格好良く戦うじゃん。流石にライダーへの変身まではなかったけど。
一応ダブルドライバー対応版はT2メモリとして既に存在してたのか。
読んだ上で改めて表紙を見返すと、Wナスカジョーカーみたいな構図になっていてアッツいよね。
今回の敵はネクロマンサー・ドーパントに変身する裏風都の幹部ノスト。何だか異国風のビジュアルに『ジョジョ』みを感じないか?
ネクロマンサーの幽霊生成の工程が絶妙にグロい。珍しく普通にスーツが作れそうなデザインだなと思ったら、ギミックが絶対にニチアサで出来ないやつw
なお、万灯は計画の最終段階を進めるにあたって世界各地から幹部クラスを呼び寄せた。ノストは今回すぐに退場したが、まだシルエットしか出ていない人が2名。これ、まだまだ終わらせる気無いな?w
まさか15年経って、夏映画の翔太郎にロストドライバーを託したスカルは何だったのかという謎に対して公式回答が示されるとは……。流石に当時は演出重視の展開で後付けやろなぁ……。
巻末インタビューはリリィ白銀役の長澤奈央さん。まーた重箱の隅を……と思ったが、関連イベントの司会進行等もやっており、結構縁深い存在だったのね。
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・風都探偵 18巻(2025/03)


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