
著:紙城 境介 イラスト:たかやKi
パンツどころかブラジャーまで脱いだいさなに、敵がいるわけないじゃないか。
2025年11月の新刊。約2日の積み。1年振りの新刊。1年!?そんなに出てなかったのか。前巻でも似たようなこと言ってるw
『Tier1姉妹』2巻からは8ヶ月振り。
表紙は東頭さん。
さて、2度目の文化祭。僅か1年前とはいえ、あの時とは大きく変わったふたりの関係性。そんな中、水斗は東頭さんのプロデュース活動について、また将来目指すべき姿について答えを迫られることに……。
技術を持つ人を安く使おうとする人に強く反発する水斗。クリエイター畑で働いているわけじゃないけど、こういう人ムカつくよね~。こっちはお前みたいなバイトでも出来る単純作業やってんじゃねーんだよカス!!って言いたくなる。
序盤は編集者論にちょっと足突っ込んでて興味深かったね。
プロとしてやっていく決意を少しずつ固めていく東頭さん、応援したくなっちゃうね。まだ高校生だってのに、いつまでも水斗に頼ってちゃダメだって考えられるの偉い。
あ、やっぱり『Tier1姉妹』に出て来た水吉シメイって東頭さんのペンネームだったんだな。
娘のことを真剣に考えて、その上で水斗を信用することに決めた東頭さんのお母さんかっけぇな。ちょっとばかりバイオレンスが過ぎるが……w
そして伊理戸きょうだいを襲う致命的な出来事とは……えぇ、そんな大変なことが!?と思ったら、ふたりのきょうだいが新しく生まれるということで。
え、それは別に良くない?ってか、夫婦の仲睦まじさを見れば、新しい生命が宿ることなんて容易に予想が出来そうなもんだけどな……。
確かにこれで伊理戸家の家族の絆が強まるのは間違いないし、今まで以上に言い出しづらくはなったかもしれないけど、やるべきことは変わってないんじゃないのかなぁ。ご両親がふたりの交際に反対するとも思えんけど……。
今回4年後のシーンがあり、そこで伊理戸きょうだいの状況が複雑になっていると言われているのはこのことなのか、それとも他にも何か起こるのか……。
燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・継母の連れ子が元カノだった12 男なんて一人しかいない(2024/11)
著者リンク
・Tier1姉妹2 美少女プロゲーマーは僕なしでは戦えない(2025/03)



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