【ラノベ】ほうかごがかり05 あかね小学校【5巻/感想/ネタバレ】

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著:甲田 学人 イラスト:potg

━━━━この子さえいなければ。

きつい。

2025年7月刊行物。約2週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は死んだ筈の春人と湧汰。サブタイは第2部でずっと固定なのか。
総扉は血管が全身を這い回っている人体標本と骨格標本。いきなりびびらせんじゃねぇよ……。

さて、死んだ筈の春人と湧汰が戻ってきた。訳が理解らないが、ひとまず仲間との再会を喜ぶ華菜達。しかし勿論、ほうかごがそんなに甘いわけもなく……。
ほうかご側に無名不思議となった自分達が存在する状態となった春人と湧汰。春人はまたしても消えてしまったが、これで完全退場か……?あっさり消え過ぎて、もう1回くらい戻ってきそうにも思えるけど……。

前回は殆ど空気だった双子ちゃん、陸久(りく)と海深(うみ)にもスポットが。啓と出会ったことで自己肯定感を得ることが出来た陸久。あまりにも気持ちが上向くもんだから、絶対ほうかごでえげつない目に遭わされる……と心構えしていたら、ほうかごと全然関係無い角度、お母さんが地雷の真芯をぶち抜いてきやがった……!何してくれてんだババァ━━━━━━━━!!!!

完全に不意打ちだったわ……。まぁ、こういう親に育てられたからこそ、ほうかごに引き寄せられるような人格形成になっちゃったんだろうから、無関係と言い切れないのかもしれないが……。
一度は双子の片割れを消そうとしたものの、最後の最後で海深を庇って自身が犠牲になってしまう陸久……。非情に徹し切れなかったその心根がまたしんどいやん……。
うーん、着実に全滅エンドに向かっていってる……。

よーし、これで最新刊に追いついたぞ。
第1部は3冊で終わったので、2部も3冊で終了なのかな。もしかして高校生になった啓が3部の主人公になって完結だったりするかな。今でもほうかごにもう一度行きたいと思ってるらしいし……。

燃:C+ 萌:B+ 笑:C 総:A+

シリーズリンク
ほうかごがかり04 あかね小学校(2025/02)

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ほうかごがかり5 あかね小学校 (電撃文庫)

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