「戦うなら━━悪と戦え!!!!」
仮面ライダーに憧れ、自らもライダーになりたいと願う男の悲哀を描いたハイテンションコメディがまさかのアニメ化。制作はライデンフィルム。
OPカットで開始。仮面ライダーに憧れた続け、就職も結婚もせぬまま40歳となった男、東島丹三郎。
修行に明け暮れた結果、熊をも倒せるほどの強さを手に入れたが、未だ彼の前にショッカーが現れることはなく……。
何で熊の台詞にテロップ入ってんだよw
劇中作として登場する初代『仮面ライダー』。本郷猛役を演じるは当のご本人、藤岡弘、さんである。仮面ライダー1号がレジェンド客演する時でも藤岡さんが声をあてることはそんなに無いと思うんだが、ここでお越しいただくことになるとは……。どこで本気出してんだw
丹三郎のキャストは小西克幸さん。『仮面ライダーガッチャード』のナレーション兼ガッチャードライバー音声の記憶が新しい。
他にもヤクザ中尾役は津田健次郎さんで、こちらは『風都探偵』のおやっさん役が印象深い。意図的なキャスティングなのか偶然なのか微妙なところ……w
今回は丹三郎の半生を描いた上でクライマックスにショッカー退治をを置いていて、綺麗にまとまっている。高校時代の変身エピソードってアニオリなのかな。少なくとも原作1巻には無かったしな……。
原作はシュールギャグなのだが、アニメはまずキャラデザが精悍で丹三郎や中尾のビジュアルがかなり良い。
加えて、演出や挿入歌が血汐滾るようなベクトルになっていて、素直に格好良いんだよな。今後のこの路線で行くのかしら。
EDはたこやきのマスコットキャラが動き回る謎の映像。ストップモーションだったりする……?
燃:A+ 萌:B+ 笑:A 総:A+
原作リンク
・東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 1巻(2018/12)
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