
作:柴田 ヨクサル 協力:石森プロ 東映
「俺のは『仮面ライダーごっこ』じゃないから…本気…だから…」
2018年12月刊行物。タイトルは「とうじまたんざぶろう」と読む。
月刊ヒーローズで連載開始、休刊後はコミプレに移籍したタイトル。
漫画かコミカライズか、どっち表記にするか迷いましたね。『仮面ライダー』という作品ありきのタイトルなのでコミカライズとした。
元々タイトル自体は知っていたのだがノーチェックでした。2025年10月よりアニメ放送開始ということで、一度読んでみることに。
作者の柴田さんは『エアマスター』『ハチワンダイバー』等の方なのね。タイトルくらいは聞いたことあるな。
40歳になった丹三郎は仮面ライダーに変身したい一心でバイト暮らしをしながら鍛錬に明け暮れる日々を続けていた。ある日、ショッカーの戦闘員に扮した者達による連続強盗事件が発生。丹三郎は仮面ライダーのお面を被り、果敢に戦いに挑んでいく……。
最初こそ重度の仮面ライダー好き達の哀愁漂うコメディといった様相だったが、どうやら本当にショッカーや怪人が存在するらしいということが判ってきて、物語はシリアス方向へ……向かってるのかそうでもないのかよく分かんねぇな?
画作りの所為なのか、どうにもシュールなギャグから抜け切れていないというか。面白いんだが、どういうテンションで読めばいいのか理解らないw
本筋と違う部分だけど、自分が死んだ後の趣味の品の処理方法の話、心にズシンときたよね。他人事じゃねぇな……。俺もそろそろ考えていかんとなぁ……。
絵柄は全然好みじゃないんだけども、何冊かは読んでみようかしらね……。
巻末には柴田さんが原作を務める漫画『ヒッツ』の試し読みを収録。この手法ってどうなんだろうな。試し読みのために金払ったんじゃねぇよって思う人もいそうだけど……。
燃:A- 萌:B 笑:A+ 総:A+
コメント