「アイツ等は仲間じゃねぇけど、ダチなんだ。一緒に過ごしてきた━━ダチなんだ」
サブタイの元ネタはどうも『宇宙戦隊キュウレンジャー』のよう。
さて、厄災復活の兆しを感じ取り、再び姿を現した最後の剣。剣を抜く者として選ばれた吠には試練が課せられることに……。
玲さんは厄災の指輪にマジレンジャー、ジュウオウジャー、キュウレンジャー、ゼンカイジャーのリングを吸収させて。その結果、指輪は最早センタイリングの形ですらなくなり、禍々しいデザインの指輪に変化。公式サイトによるとブランク指輪と呼ぶそうな。
このブランク指輪からベルルムの配下テムノーが召喚された。落ち武者のようなデザインで、邪道シンケンレッドの塗り直しなのか。頭部も何かの改造なのかな。
なお、下半身は元は『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のヒトツ鬼だった模様。
立ち向かうゴジュウジャーの素面で戦いながらの変身は何回見ても良いものだ。坂本監督お得意の演出しゅき……。
吠が見せられたのは、厄災を完全に消滅させた代わりにテガソードも消えてしまった世界。故にテガソードをコピーしたテガジューンが生まれることもなく、ノーワンワールドも存在しない世界。
遠野家がバラバラになることもなく、幸せな4人家族として過ごせている世界。
今の世界か、幸せな世界かの選択を突き付けられる。
お父さん役を演じるのは松本博之さん。『ドンブラザーズ』での運転教習所の教官役が記憶に新しい。
友達の願いを消すわけにはいかないと、修羅の道を選んだ吠の決意が沁みるわぁ。仲間じゃないけど、それでも友達なんだって言い切った吠……(´;ω;`)
最後の剣、その名はリョウテガソード。ドストレートなネーミングだが、そこに吠とテガソードのふたりで抜くという意味を持たせてきたのはアツかったな。
リョウテガソード、ボリュームのある両手剣といったデザインでかっちょいいな。刀身にオシャレな模様があると思ったら「リョウテガソード」って書いてあるの笑うわ。やってることが『仮面ライダージオウ』かよw
吠はこの剣でテガソードゴジュウウルフにエンゲージ。テガソードと融合しているらしい。そんなにテガソード感は強くないけど、純粋に格好良いじゃん……。色のバランスはワイルドゴジュウウルフより断然好きだわ。
両腕の意匠になっている胸アーマー。ただのデザインかと思いきや、テガソードの意思で展開して実質4本腕として戦えるというチートであった。腕が4本あればウルフデカリバーとオルカブースターも持てるからってやり過ぎだろw
これで剣術ナンバーワンはズルでしょw
シャイニングナイフはあのまま行方不明になったそうで。彼が妻を攻撃するのを黙って見ていたクオンにテガジューンが激怒、厳しい罰を与えて。
女王曰く、彼女がクオンを選んだのは彼の抱いている迷い故らしいが、その辺は最終盤まで謎のままかなぁ。
我が子を傷つけられたテガジューンは巨大化したベルルムと激突。あれ、スーツ造られたっぽい?やっぱり要るでしょってなったのかな。テガソードのスーツを新規に造って、古い方をテガジューンに改造したとか?
コピーしたゴジュウジャーの指輪で次々と頭部を変化させて、ゴジュウジャーの武器を召喚しながら戦うのめっちゃ格好良いな。ストーリーの展開の都合上、勝つことは出来なかったけど……。
しかしブライドブレイド一生出て来ないな……w
玲さんがもう元に戻れないと感じた陸王は決意を固めて。葬るって決めたのかな……。公式サイトの書き振りだと、次回決着つきそうだけど……。
今回は新挿入歌のお披露目だったので主題歌は劇中で流れなかったが、次回は期待していいだろうか。
あれっ、特撮監督が佛田さんじゃないぞ!?と思ったら、長年佛田さんの右腕を務めてきた小串遼太郎さんという方らしい。いよいよ世代交代ということなのかな。
燃:A+ 萌:A- 笑:A- 総:S-
エピソードリンク
・第32話「電撃破局!?ナイフとケークの大喧嘩」
・第34話「散ずる戦禍、灰色の輝き」
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