【ラノベ】落第騎士の英雄譚 7巻【感想/ネタバレ】

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著:海空 りく イラスト:をん

『たった一つでいい。誰よりも輝ける人に成れ』

2015年5月刊行物。約1ヶ月3週間半の積み。2ヶ月振りの新刊。あっちゃ~やっちまったー!この巻の前に0巻を読まないといけなかったのか~!不覚……。
表紙はやはりステラ。制服にダメージが入っているが、表情は笑顔というよく理解らん構図である。

さて、スケジュールの変更で1日に2連戦を強いられることとなった一輝。1戦目で1日1回しか使えない《一刀羅刹》を躊躇無く使った彼に2戦目の勝機はあるのか……。

王馬と加我の戦いは凄絶なもので。四肢を斬り飛ばした挙句、心臓を握り潰すのはグロ過ぎるでしょ……(´;ω;`)
で、ここまでのダメージを受けても最新医療技術と抜刀絶技の組み合わせがあれば、助かるんだからまた凄い。

黒鉄家からの絶縁を言い渡された一輝。しかしそれは改めてお父さんとの関係性を見詰め直すきっかけとなって。
お父さんがただの悪役じゃないというのは何となく感じ取れていたが、ここまで良い関係性に着地するとは思わなんだ。良かったねぇ良かったねぇ。

吹っ切れた一輝とぶつかるのは暁学園のサラ・ブラッドリリー。一輝は敢えてサラの闘争心に火を点けて全力の彼女と戦おうとするの、あまりにも誇り高いよな。この所為でどんだけ難易度上がったことか……。

頭蓋骨を盾に使うとか、両腕の骨が砕けたので口で刀を拾いますとか死線を潜り過ぎなんだよなぁ。
結局《一刀羅刹》を使えない分は完全にフィジカルで補った形か。サラは今後も出番あるのかな。

お次は珠雫と天音の試合……かと思われたが、決着はリングに上がる前についていた。珠雫は全身に剣を突き刺されて失神していて……。
一輝が珠雫を見て胸の痛みを感じたのは、彼女の死相を感じ取ったからだったのだろうか……。
引きがエグい!胴体分断の方がキツかったが、今回はご丁寧に挿絵が用意されているのである意味こっちの方がインパクトがデカかったねぇ……。

燃:A+ 萌:A 笑:A 総:A+

シリーズリンク
落第騎士の英雄譚 零(2014/12)

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落第騎士の英雄譚<キャバルリィ>7 (GA文庫)

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