【ラノベ】緋弾のアリアXLⅣ 恋する十二芒星【44巻/感想/ネタバレ】

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著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

「泣いてる女を放って行ける仕事なんか無い」

2025年12月の新刊。約3日の積み。半年振りの新刊。
サブタイは「プルガティオ・セラフィカ」と読みます。かっこよ。
表紙は順当にラミエリア。制服を突き上げるおっぱいが主張していますねぇ。

さて、ラミエリアの監視のためにホストクラブへホストとして潜入することになったキンジ。知らないのは本人ばかりなり。彼にはホスト適正があって……。
なんだかんだで実直な言動で、かつ女性から距離をとろうとするキンジは女受けがとっても良いんだよねぇ。ヒステリアモードじゃない時でもいちいち格好良いこと言ってるから、こんなのガチ恋必至なんだよなぁ。
ヒスる時になかやまきんに君になるのワロタ

ホストクラブの描写ってどこまでリアルにやってるんだろう。そんなアホなと思うような説明は殆ど無かったように思うけど。
ホストクラブの内情を知る度にドン引きし、でも自分が普段やっていることもそう変わらないと気付いて自己嫌悪に陥るキンジw
夜のお仕事のダークな部分を描きながらも、社会に必要な存在であることも同時に語られているのが素敵なバランス感。

ナンバーワンホストであるヒビキが実は女性だったことが明らかに。これな~ピンナップ片面を占有していた時点で、あ、これもしかすると……?って気付いちゃったんだよなぁ。
これはチョイスミスなのでは?匂わせない方が意外性があって良かったのでは?
ヒビキの性別のこともあり、ラミエリアの問題は早々に解決。かなり運に助けられた形ね。

いよいよ近付くセンター試験。受験生仲間の萌が久し振りに登場。そう言えばこの子、まだ表紙に出てないよね?近々来るか……?
いよいよセンター試験。巻末に近付くこのタイミングなら何も起こらない筈が無く……。
というところまでは予想出来たが、試験会場の席で周囲が全員可愛い女の子だったことによって對卒の症状が出るなんて予想出来ねぇよ……。

これによってキンジは一番最初の公民を0点で落としてしまうのであった。なんてこった……。
試験会場に誰かが乱入してくるとか、もっとふざけた展開を予想してたのにガチでメンタルにくるやつじゃねーか……。今までのキンジのひたむきな努力を知っているだけに辛い……。
どうなるんだろ。キンジにとって東大入学は通過点に過ぎないから、他の経路で對卒を突破出来ればそれで構わない筈だが……。

燃:A 萌:A 笑:A 総:A+

シリーズリンク
緋弾のアリアXLⅢ ローマで返して(2025/06)

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緋弾のアリアXLIV 恋する十二芒星 (MF文庫J)

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