「俺はなぁ、あんたが昔から大っ嫌いなんだよ!いつも正しいあんたがなぁ!!」
世界よ、これが
東映の瞬瞬必生だ。
前回の放送で次回予告が流れなかったので、流石に今週は突貫で作った総集編になるのではと予想していたが、まさかまさかの完全新作放送である。東映さんのスピード感エグ過ぎるでしょ……。
この1週間の動きをまとめると、まず11/10(月)に各種配信サイトで37話の見逃し配信が開始。放送終了直後に配信されなかったので何らか追加で編集が入るのかと思ったが、特に変更点は無かったっぽい。納品をやってる余裕すら無かったってことなのかな。
11/13(木)には改変後の38話の正式な告知が。放送当日まで内容不明のままだろうと思っていたから、少しでも早く情報を出してくれたの本当に有り難い。
11/15(土)には予告動画もアップされて。感謝しかない……(´;ω;`)
テレビ誌等掲載の放送予定とCSチャンネルの『爆上戦隊ブンブンジャー』再放送の後にうっかり流れてしまった予告によると、本来の38話は『最後の依頼!?輝くオーラはハイクラス』。元ネタは『光戦隊マスクマン』かな。
角乃のメイン回でテガソードゴジュウユニコーンお披露目だったのね。テガソードホワイトバーンの再登場もあったのか。
『王様戦隊キングオージャー』のシオカラ役を務めた千綿勇平さんや、コウメ太夫が出演予定だったってマ?
で、実際にお出しされてきたのはクオンの深掘りエピソード。単純に39話を前倒したのかと思ったが、どうやら本来の放送内容をバラして再構成されている模様。
サブタイの元ネタは判りやすく『特捜戦隊デカレンジャー』ね。小道具にサブタイを書き込む演出、流石に今回は……と思ってたのにしっかり間に合わせてきてるのほんと凄い。
いつもの前回の振り返りは無し。それどころかOPも無いとは。本来の38話の中で縦糸進行に必須なシーンをくっつけるために尺調整したくさいな。
冒頭の吠とクオンのシーンが恐らく本来の38話のものなんだろう。ちょっと唐突感があったもんな。まぁ内情を知ってるから気付ける、という程度のものだけど。
勿論スーパーヒーロータイムのOP/EDはカットされている。
リボンがテガジューンから与えられたのはリトルプリズンという小箱。この中に対象を閉じ込めることが可能というもの。その番犬としてガーディンという上級戦闘員のような兵隊も。
ブーケはリボンを構ってばかりで陸王の祭壇に埃を積もらせてしまって。この辺は後々ブーケと陸王の関係性に影響してくるのかしら。
リボンはブーケ達の前ではいい子ぶってるようで。これが今後どう転ぶのか……。テガジューンの想定範囲内なのか気になるね。
かつてノーワンワールドで遠野兄弟の親のようなことをしてくれていた嶺さんと巌紅葉(いわお・こうよう)さん。
生き残っていた紅葉さんは特捜戦隊デカレンジャーのデカレッドのユニバース戦士としてクオンを改心させるために現れた。
紅葉さんを演じるのは初代『牙狼』で主演を務めた小西遼生さん。ここにきて別の特撮作品からビッグスターが来るとはね。
デカレンジャーリングの能力は「装甲(アームド)」で、これによってデカレッドはプレミアデカレッドに変身。公式サイトによると、『ゴジュウジャー』バージョンはアームドデカレッドと呼ぶらしい。
なお、デカレッドの中にはアクション監督の福沢さん自ら入っているらしい。オリジナルじゃんw
OPがカットされたことでタイトルの出方が『デカレン』っぽく演出出来るようになったの怪我の功名というか……。
デカレンジャーのジャッジメントが〇と×で図らずも吠とクオンの象徴マークと重なってくるのも面白い。
リボンはどさくさ紛れでゴジュウジャーや紅葉さんだけでなく、クオンまでもリトルプリズンの中に閉じ込めた。やむなく吠とクオンは共闘することに。
なお、画角の調整は編集で角乃の存在は消されているが、バトルシーンではゴジュウユニコーンがいたので一緒に閉じ込められていた模様。
今回は台詞も無かったっぽい?喋ってなかったよね?
吠、クオン、紅葉さんが並び立って変身する画、バチバチに格好良かったな。変身アイテムがテガソードのバージョン違い3種というのもまた格好良いのよね……。
吠とクオンが決め台詞を一緒に言うのもエモエモのエモティッシュでなぁ。アドリブで合わせているのに息ぴったりなの、お前等さぁ……となる。
OPがカットされた代わりということだろうね、バトルシーンでOPが流れて。
ガリュードはレオンバスターとティラノハンマーを使用。そういうことも出来るのか。
無事監獄を脱出してめでたしめでたし……とは問屋が卸さない。ガリュードはすぐさまデカレッドに刃を向けた。
一度はガリュードを追い詰めたデカレッドだったけど、不意を突かれ、更に心も揺さぶられてしまっては……。
デカレンジャーリングはクオンの手に。
クオンがテガジューンに洗脳されていると思い込んでいた紅葉さんだったが、実際にはテガジューンが差し伸べた手をクオンが取った形。それしか生き残る術が無かったということでもあるんだろうけど。
クオンの背中の傷は手の甲まで侵蝕しきている。もう残り時間が少なそうだな。侵蝕が全身に行き渡るとテガジューンと一部になってしまうってことかしら。
しかしテガジューンの一部となる、というのが何を意味するのかはよく理解らない。
次回は東映の敏腕プロデューサー関本カズによる総集編+新作パートとなるみたいね。サブスク声優使い倒してるw貴方がレディゴーって言ったら作品変わっちゃうんよw
凄いな、緊急対応の筈なのにとってつけたような回避策じゃなく、今までの展開からこうなってもおかしくないよねってものを出してくるのほんとエグい……。
いやはや新作の放送を途切れさせることなく進行させたスタッフの皆さんにただただ感謝したい。
不思議と今森さんを恨む気持ちは殆ど湧いてきていないんだよね。それは角乃という魅力的なキャラクターを作り上げてくれたのは間違いなく今森さんだから……。
としんみりしていたら、第40話から角乃役を『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で鬼頭はるか/オニシスター役を好演した志田こはくちゃんが演じると大発表あり。そんなことある????????
キャスト交代が一番シナリオの破綻が少ない方法とはいえ、何となくその手は採らないと思ってたわ……。いやしかしキャスティングが意外過ぎる……w
はるかと角乃って全然方向性が違うと思うんだけど、『ドンブラ』APでもあった松浦さんの縁テロなんだろうか……。
あ、そうか、ゴジュウユニコーンもオニシスターもアクターは下園さんなのか。アクターとの関係性の構築の時間をカット出来るという判断もあるのかもしれないね。パイロット監督も田﨑さんで共通なのね。
うーん、ネガティブな空気をぶっ飛ばすどえらいニュースである。どう考えたらこはくちゃん呼ぼうぜ!って発想になるんだよwwwww
そういえば視聴者から公募したオリジナル戦隊レッドが劇中に登場するって話はどうなったんだろう。すっかりそんな企画があったことも忘れていたが……。何か不都合があったのかしら。
燃:A+ 萌:B+ 笑:A 総:S-
エピソードリンク
・第37話「友情クロス!ファッショニスタは熊手様」
・第39話「燃える密着!見せてやるんだ指輪のパワー!」


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