原作：西尾 維新 漫画：暁月 あきら
「完！じゃなくて…凜ッ！」
2013年９月刊行物。
いよいよ最終巻。表紙の人選合ってる？宗像先輩がいるのめっちゃ違和感あるんだが……。
さて、３年生を見送った在校生達。そんな中、めだかが黒神グループ総帥を継ぐため箱庭学年を辞めることに。善吉は生徒会長として、彼女を送り出す壮行会を企画して……。
最終章「未来へのブーケトス編」、急にタイトルが丸くなったな？と思っていたら、これまでに登場したキャラが次々と登場する最終章に相応しい展開だった。21巻が綺麗に終わっていたので蛇足になるかと危惧してたが、これなら納得ですわ。
ページを埋め尽くす皆の寄せ書き、筆跡まで変えてめちゃくちゃ凝ってるな……。
更には小説版やアニオリのキャラも回収してくるとは……。これは全部追っかけてた人からすると嬉しいよね。俺はそこまでチェックしようとは思わなかったけども。
最終話は10年後の未来を。喜界島さん、いつの間にか丸くなっちゃってまぁ……。誰と結婚したかは不明なのがもやっとするぞ。
すっかり出て来なくなった目安箱まで持ち出してきて、こんなに綺麗に畳むとは……。
それはそうと思い出したかのようなサービスシーン要る？
最後には球磨川を主役とした番外編『グッドルーザー球磨川 完結編』を収録。ほんと人気あったんだな、この人……。
総評
そんなわけで学園異能インフレ言語バトル『めだかボックス』全22巻、これにて完結。単行本だけだと足掛け３年11ヶ月。
途中ややグダった部分もあったが、総じて独特な読み応えのある良い作品でしたね。
西尾さんお得意の言葉回しが炸裂しまくってたねぇ。これで国語の勉強になったりせんやろか……。
燃：A+ 萌：Ａ 笑：B+ 総：A+
シリーズリンク
・めだかボックス21 「私は人間が大好きです」（2013/06）
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