【ラノベ】ニブンノ・イノチ -1巻【感想/ネタバレ】

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著:衣笠 彰梧 イラスト:トモセ シュンサク

オレの、黒瀬涼哉の歪な人生は自らの意思で幕を閉じるのだ。

メディアファクトリーソフトカバー2026年9月の新刊。約1日の積み。MF文庫J『ようこそ実力至上主義の教室へ』のゴールデンコンビが新作をリリース。
今回はソフトカバーでの刊行で、少しターゲットの年齢間を高めに設定しているっぽいか。
『よう実』がめっちゃおもろいので、こちらもチェックしてみようかと。

母親の命日に自殺することを決めた主人公、黒瀬涼哉(りょうや)。死に場所へ向かう道中、訪れた旅館で出会った女将の娘、叶絵と不思議な縁で関わることに。
この街では4年前に未解決の殺人事件が起きたそうで、密やかに影を落としていて……。
口絵の叶絵の足の指、長過ぎでは?

うーん、これは一体どういうジャンルの……?涼哉が何者かに操られているような描写もあって、不思議要素がある世界観のようにも見えるが、確かなことは判らない。
『よう実』が学園黙示録と銘打たれているのに対して、こちらは現代運命譚。ノリと勢いだけで言ってない?w

元々はどうもエロゲで出すつもりだったっぽい……?それならこのスロースタートも納得がいく。これは著者のネームバリューがあってこそ許される構成だろうな……。
「-1巻」という奇抜なナンバリングは物語はまだ始まっていないという意味合いか。

涼哉は過去に結構な闇を抱えていそうな匂わせ自体は冒頭からあって不穏さしかない。
あちこちから不穏な要素が次々と投げ込まれていき、一体それ等がどう関係していくんだ……?というもやもやがずっと続く。
そうこうしている内に、叶絵が土砂崩れに巻き込まれて死亡……。引きはしっかり作ってあって安心した。物語が立ち上がらないまま終わるのかとw

叶絵がそのまま死亡退場なんてことはないんだろうけど、ここからどう転がるのか全く予想がつかない。涼哉の幻覚でした、なんてしょうもないオチではないと思うが……。
叶絵のお姉さんである朝陽が表紙で号泣しているのは、この展開を示唆していたのかしら……。

文体はほぼほぼ『よう実』と同じだね。体言止めやりがちな文章。
そんなわけで新作でした。う~~~~ん、この1冊だけだと面白いとは言い難いな……。
既に年明けに1巻の刊行が決まっているので、ひとまずチェックするか……。どう考えてもまだ本領発揮してない段階だろうしな……。

燃:C 萌:A 笑:C 総:A

著者リンク
・ようこそ実力至上主義の教室へ(MF文庫J、2015/05)

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ニブンノ・イノチ -1

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