【小説】文庫版 探偵ガリレオ【感想/ネタバレ】

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著:東野 圭吾

「いい香りだ。科学文明の匂いがする」

文春文庫2002年2月刊行物。約2ヶ月の積み。『文庫版 秘密』からは9ヶ月振り。言わずと知れたドラマ化もされた理系ミステリ。
ある日突然読んでみてはどうか?と神からお告げが下ったのでチェックしてみました。

世間を騒がす不可解な事件の数々。警視庁の草薙刑事は大事学時代の友人で、現役の物理学助教授である湯川学に事件解明のヒントを求めて……。
科学で謎を解き明かす連作短編ミステリ。

短編ということもあるからか、謎が解ける瞬間がどうにもあっさり風味に感じてしまったな。な、何だってー!?という驚きが欲しかったというか。
湯川さんと草薙刑事のバディもの感が刺さる人には堪らないんだろうな。ふたりの遠慮ないやりとりは確かに小気味良かったが……。

うーん、詰まらないというわけではないんだが、特にここがインパクトあるぞという感じでもなかったなぁ。
かなり長期シリーズとなっているみたいだけど、これ以上読もうという気にはならないかしらね……。

燃:B- 萌:C 笑:B- 総:A

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探偵ガリレオ (文春文庫 ひ 13-2)

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