
著:佐伯 傭介 イラスト:稲成(いなり)
(俺はやる。命をかけて辿り着く。天災を直接ブン殴って抑えつける地位に!)
ガガガ文庫2026年5月の新刊。約5日の積み。『帝国第11前線基地魔導図書館、ただいま開館中』3巻から8ヶ月振りの新作。
粗筋にある「逆転退魔RTA」というフレーズに惹かれて購入。
陰陽師の少年、道人(みちと)が派遣されたのは山奥にありながら特産品等によって栄えている農村。……の筈だったが、彼が到着した時には既に暴れ回る怨霊によって滅びかけていて。
村で出会った娘達の手を借りながら、道人は強大な怨霊を鎮めるべく行動を開始する……。
RTAというワードに想像が引っ張られ過ぎて、てっきりゲーム感覚でストーリーが進行していくのかと。意味理解らん行動が結果的に時短になってあれよあれよと事態が解決に向かっていくのかと思ってた。それで除霊出来んの!?みたいなコメディチックな感じかなぁと。
劇中にRTAという単語は出て来ていなかった筈なので、これは担当さんが思いつきで書いちゃったのかなぁ。うーむ……。
実際には現代陰陽師ものにラノベのガワを被せているだけ、という風な印象。ラノベらしく軽い語り口の部分もあるが、背景にあるのは容赦無い呪いに死んでいく人々の姿も。
そもそも因習村もので、最初からクライマックスっておもろいんだっけ?一見のどかな村に隠されたおぞましい闇が徐々に見えてくるのが良いのではないのかしらん。
後書きでは既に次回作の原稿は上がっていると明言されているが、2巻じゃないのね。1巻と銘打っているのでシリーズ化するつもりなんだろうけど……。まぁ2巻は出てもスルーかなぁ。
燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A-



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