
著:葉月 文 イラスト:内藤 マーシー
まったく、どいつもこいつも不器用なりに精いっぱいの恋をしてんね。
ほんと、最高だな。
電撃文庫2026年7月の新刊。約1日の積み。『さんかくのアステリズム』から2年8ヶ月振り、ちょこちょこ他のレーベルで書いていた葉月さんが帰還。
粗筋でビビっときたので購入。
自分の恋よりも他人のコイバナに興味津々な主人公、海斗。特殊な自分の趣味を隠して生きる日々の彼だったが、学校のマドンナの星園さんも同じ趣味だと知って意気投合。ふたりで周囲の恋をアシストする活動に精を出すが……。
周りの恋を応援するふたりが無自覚にいちゃいちゃするという建付けで、おっとこれはこれは……と思ったものだが、なんだろう、どうにも薄味というか。
観察対象のカップルが一組だけでは、構造的に成立しないから複数のカップルを出してるんだろうけど、そうなると今度はひとりひとりのキャラが薄くなっちゃうよなぁ。
で、海斗と星園さんの関係性ももっとイチャア……ニチャア……としてくれて良かったと思うんだよなぁ。
クライマックスポイントを作るためにか、なかなか重ためのストーリーも入ってきて、どっちつかずになりかけているような。
悪くない、決して悪くないんだが、お前等はよ付き合えや!!!!!!!というパッションが生まれなかった。
シリーズ化出来るつくりにはしてあるが、続刊が出たとしてもスルーだねぇ……。
燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:A
著者リンク
・ホヅミ先生と茉莉くんと。 Day.1 女子高生、はじめてのおてつだい(2021/02)


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