
著:榊 一郎 イラスト:黒獅子
「薫ちゃんの形だけまねてるだけじゃん!愛がないから愛が━━!!」
2026年4月の新刊。約6日の積み。8ヶ月振りの新刊。
さて、すっかり時の人となった薫流と紫苑。そんな彼等の前に現れたのは、まるで娘かと勘違いしそうなほど2人の要素を合わせもった少女で……。
主人公とヒロインの擬似娘が世界の謎に絡んでいくというお約束の展開で、迷宮とは何ぞやという謎が深掘りされていく……んだけども、2巻の時点でかなり中心点に迫っていた印象があって、それ以上の衝撃を感じなかったねぇ。
紗音(しゃのん)といえば、榊さんの出世作『すてプリ』のシャノンを思い出すが、わざとなのかしら。
人間と迷宮の関係が大きく変わり出す予兆を見せて、薫流と紫苑はふたりの擬似娘を連れて世界中のダンジョン巡り新婚旅行へ……あっこれは……完結……(察し)
総評
そんなわけで、売れ線に乗りの乗ったHJ文庫『ギャルとダンジョンと周回遅れの探索英雄譚3 ~元レジェンド・今は訳あり低ランク探索者な俺が、S級ギャルに懐かれまくって育成お任せされた~』全3巻、これにて完結。別に完結と明言されているわけではないが、まぁこの〆方で完結じゃない、なんてこともなかろう。
打ち切り完結と言うほどグダった終わり方はしていないが、まぁ1巻2巻の売上では続けていくほどじゃないよねって判断なんだろうな。
いつもの榊さんらしく、売れ線に自身の持ち味を練り込んでの仕上げで、安心して読める。榊さんらしい論理が混じってくる分、爆発力が今一つにもなっちゃうんだけども……。
それに加えて、紫苑のギャル描写がどうにもピンとこないというか、あまりギャルっぽく感じないというか……。いや、俺自身の中のギャルの定義がそもそもはっきりしてないといえばそうなんだけども。
燃:A- 萌:A- 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・ギャルとダンジョンと周回遅れの探索英雄譚2 ~元レジェンド・今は訳あり低ランク探索者な俺が、S級ギャルに懐かれまくって育成お任せされた~(2025/08)

ギャルとダンジョンと周回遅れの探索英雄譚 3 ~元レジェンド・今は訳あり低ランク探索者な俺が、S級ギャルに懐かれまくって育成お任せされた~ (HJ文庫 さ 01-08-03)

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