
「私はキュアアイドル!キミをキラッキランランにするアイドルプリキュアなんだ!」
概要
2025/09/12公開。昨年と同じくらいの時期。流石にこれ以上早くはならないと思いたいけどなぁ。もうちょっと遅い方が良いような気もする。
来場者アイテムはミラクルアイアイブレス。今年はキラキライトというミラクルライトっぽいものが既にあるから、ミラクルライトはやめたんだろうか。来年復活するか気になる。
売上を食い合うのではないかと気になっていた『アイカツ!×プリパラ』のコラボ映画は10/10公開予定ということで、1ヶ月程度離れているのね。被らないようにズラしたんだと思うが、後発の方が客足鈍りそうだよな。
スタッフ
監督は『ひろプリ』SDが記憶に新しい小川孝治さん。
脚本に吉野弘幸さん。『トロプリ』のサブライターだったか。
作監は板岡さんね。『オルスタF』に続いて今回も立候補だそうな。
プロデューサーは皆川英未來さん。
導入
アイドルプリキュアの元に届いた招待状。それはアイアイ島で開催されるスーパーミラクルアイドルフェスティバルへの参加依頼だった。
様々な世界、時代の人やものが集まるアイアイ島は女神アマスに守られていて……。
うた達3人は映画オリジナルの私服姿に。やっば、3人ともめっちゃ可愛いじゃん……。うたは赤いヘアバンドやデコルテの見せ方が印象的。
ななは夏のお嬢様といった風情が可愛いし、こころはちょっとボーイッシュな要素も入っているのが良いね。
色々な種族のアイドルが登場。アリのアイドルとかケモののアイドルとかイケナイ性癖に開眼しそうよねw
トット
フェスのガイド役。演じるのはお笑いコンビ、ダイアンの津田さん。ゲスト声優と知っているからちょっと違和感あったが、多分知らなかったら気付かなかったんじゃないかな。
導入シーンでは結構な台詞量があるが聞いていられないとかそんなことはなかったね。
脇役達
テレビシリーズのキャラは田中さんとカイトくらいか。カイトは撮影中で怪盗の衣装に身を包んでいた。めっちゃ似合っていたが、これっきりの出番なのかな。まさか「カイト」だから「怪盗」っていうダジャレなのか……?w
チョッキリ団は出番一切無し。
女神アマスとテラ
今回のゲストキャラ。明かに見た目に共通点のあるふたり、でもキャストは違うということで同一人物ではない、それなら親子か……と思っていたが。
キャストのあやねると内田さんは数年後にはプリキュアになってるんじゃないの?w
自身の事情からひとりになろうとするテラに歌を届けるうた。星明かりが照らす夜の砂浜で、自分のためだけに歌ってくれるうた。こんなのガチ恋不可避でしょ……。まーた作画が本気過ぎて、うたが超絶美少女なのよね……。普段のお馬鹿なノリとのギャップで、ズルいんだようたは……ってシャーシロになっちゃう。
アマスとテラが抱えているものが結構重かったのが予想外。
結局ヤミクラゲって何だったんだろう。まぁあまりしっかり定義付けするようなことでもないのかもしれないけど……。
キュアアイドルゴッドアイドルスタイル
うた達の思いに応えてプリキュアアイドルハートリボンが出現。うたがこれを使って変身。
メインカラーが赤になり、コスチュームのデザインが女神アマスの要素を取り入れて和風チックに。和風プリキュア良いですわ~!
女神の影響を受けているからこそのフォーム名なんだろうけど、「ゴッド」はいかつ過ぎるでしょw
歴代でも「ゴッド」なんてワード、技名を含めても使ったことあったっけ……。
この姿で『笑顔のユニゾン』を熱唱。恐らくCGモデルは用意しないだろうからライブシーンも無いだろうと思っていたのに、まさか手描きでぶっこんでくるとは……。これはテンション上がるやん!
更にキュンキュン→ウインクとソロを重ねて、とどめはズキューンキッス。『AwakeningHarmony』はテレビよりも長尺で嬉しい。
この一連、ずっと手描き作画でアツかったなぁ。
ゴッドアイドルスタイルはクライマックスでの出番だろうと思っていたが、意外にもその一歩手前の盛り上がりでの登場であった。
レジェンド
今年は直近2世代ということで『わんぷり』と『ひろプリ』がゲスト出演。こうなってくるとレジェンド要素が一切無かった『デパプリ』がむしろ異質に思えてくるな。
ヤミクラゲの物量攻撃の前に劣勢に陥るアイドルプリキュア。応援する子供達の、「もっと沢山プリキュアがいればいいのに!」という願いに引き寄せられて、ひろがるスカイ!プリキュアとわんだふるぷりきゅあ!が参戦。召喚理由が雑w
元々アイアイ島に遊びに来ていたから引き寄せられたのか。
変身バンクは名乗りシーンのみ。それもスカイとワンダフルはフル名乗りだが、残りのメンバーは名前のみの名乗り。後は集合名乗り。
これだけなら予想の範疇なんだけども、ウインクとキュンキュンが歌う『ひろプリ』主題歌に合わせて、アツい戦闘が繰り広げられるとは思わなかったわ……。
開幕早々マジェスティックハレーションからの浄化技ラッシュ気持ち良過ぎんだろ!!ウィングアタックでバタフライと合流してからのタイタニック・レインボーアタックのコンボ、滅茶苦茶かっこよかったな……。しかも新規作画だし……。
やってることが完全に坂本監督回で笑っちゃった。
『わんぷり』の方はズキューンキッスが歌う主題歌に合わせて。キラリンスワン便利過ぎワロリン
まさか種族差による寿命の違いにも触れてくるとは……。ちゃんとレジェンドが出て来た意味を持たせてくれるの嬉しいね。
サブキャラは『ひろプリ』はゼロ、『わんぷり』は悟、大福、メエメエが登場。台詞は無し。悟と大福はさておき、メエメエまでw
映画ではレジェンドアイドルプリキュア集合、そう思っていた時期が僕にもありました。レモネード、ソード、マシェリ&アムールとかそういう人達が来るのかと……。
エンディング
おっと、ここでもう一度OPに合わせてダンスか。何故か『ひろプリ』と『わんぷり』も一緒にステージに上がってダンスを。ほんと何でだよw
ここだけ完全に春映画時空みたいな画だったねぇ。春映画なっつけぇ……。
そこからレジェンド達が交流する一枚絵を見せながらのクレジットに。これは去年の『わんぷり』もこういう構成でしたね。
静止画での描写で台詞は無し。従ってウィングとウインクの名前が似てるよねなどという話題も無し。
まとめ
昨年もそうだったが、今年もさほど期待もせずに観に行ってバチコーン!と脳天をシバかれるような素敵な仕上がりでした。テレビシリーズの流れをしっかりと汲んだ凄く丁寧なつくりになっていた印象。
アイドルとは何か、プリキュアとは何かというものを今一度ちゃんと定義しようっていうコンセプトも好き。
使える曲全部使いまんがな!!!!のスタンスめっちゃ良かったな。てんこ盛りにも程がある。
『♪HiBiKi Au Uta ♪』がフィニッシュ技でもEDでもなかったのは予想外過ぎた。
ライブシーンは大きなスクリーンで見た方が当然映えるわけで、作品そのものが映画という媒体と相性ばっちりというのも良かったのかもしれない。
映画でテレビシリーズの最終決戦でやりそうなことをやってしまったが、どう差別化するんやろ……。
初期案がうたとメロロンの関係性をフォーカスするというものだったなら、その
名残りがあるかと思ったが、チーム分けで一緒になった程度で深掘りみたいなものは無かったな。同時変身はレアだったけども。
ここでプリルンとメロロンの人間態をサプライズ公開する。そう思っていた時期が僕にもありました。今年も何かサプライズがあるのかと……。
ちなみに一番笑ったのはカットが切り変わった瞬間、げそをむぐむぐしてるプリルンの顔がアップになるところ。何やねん、その腹立つ顔w
最後には26年の映画製作決定を告知。まぁそりゃそうよな。
燃:A+ 萌:S- 笑:A 総:S
音楽リンク
・映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ!キミに届けるキラッキライブ! ソングアルバム
雑誌リンク
・アニメディア 2025年10月号
本編リンク
・キミとアイドルプリキュア♪ 第31話「アイドルプリキュアのセンター!?」
映画リンク
・わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!(2024/09)
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