【ラノベ】生意気で神絵師の幼なじみが、俺に逆らえなくなってきている【感想/ネタバレ】

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著:二宮 酒匂 イラスト:うなさか

「何をしてでも━━間に合わせたやつが偉いの」

ファンタジア文庫2026年3月の新刊。約3日の積み。第9回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞プロ作家部門受賞作。賞の名前が長ぇw
カクヨム掲載時のタイトルは『オイスター先生と俺。』。絶対改題して正解で笑うわw

新刊の折り込みチラシを眺めていたら、作家達のラブコメだというじゃないですか。ヒロインが押し倒されて恥じらっているような表紙の構図もグッときたので読んでみました。
二宮さんは随分昔から活動されている作家さんなのね。俺、1冊だけ読んだことあったわ……。
別名義で成コミを描いているらしいが、調べても判らなかった……。

売れないラノベ作家、有馬十郎。神絵師として崇められている美少女イラスト―レーター、オイスター先生を幼馴染みに持つ彼だったが、ふとしたことから長文が書けない病気になってしまう。
売り言葉に買い言葉で、絵師としてオイスター先生と勝負をすることになった十郎だが……。

オイスター先生、ぼくっ娘ということで最初はあまりピンとこなかったのだが、十郎への好意を素直にオープンにされるとグッときてしまうじゃないですかーやだー!既に積み上げられている関係性もあるから、勝手に脳内で色々補完しちゃう……。

もうひとりのヒロイン、緋雨(ひさめ)先輩とも甘酸っぱい高校生活を一緒に送ったという過去が。
王道の清楚系と見せかけて、ちょっと私生活がだらしなかったり、重たかったりするのが良い……。
中盤までは緋雨先輩がリードという感じだったが、後半オイスター先生が追い上げてきたという印象ですね。

主要キャラ達が成人していることもあってか、ラノベというよりはライト文芸に近い雰囲気を感じるかなぁ。だからこそ楽しめたのかもしれないけど。
SNS全盛のこの時代に、どうやって絵師として大成していくかという創作論も興味深かった。

バチコーン!と刺さる面白さとまではいかなかったが、これからもラブコメと創作論の2本柱で進行するなら続きも読みたいねぇ。

燃:A- 萌:A+ 笑:A- 総:A

著者リンク
幼馴染の自動販売機にプロポーズした経緯について。(カドカワBOOKS、2016/08)

イラストリンク
五人一役でも君が好き(MF文庫J、2021/07)
すまん!クラスで人気の文学少女がスカートを短くしたのはオレのせいだ(ファンタジア文庫、2024/05)

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生意気で神絵師の幼なじみが、俺に逆らえなくなってきている (ファンタジア文庫)

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