
「これがあんたの心なんだな━━━━本郷」
2023/03/18公開。アマプラで視聴。仮面ライダー生誕50周年企画作品。『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』に続くシン特撮シリーズ第3弾。
庵野監督には個人的な思い入れが無いので、公開当時観に行かなかったのよね。
しかし今年はライダー55周年イヤーということで、いい加減みとかないとなぁと思いまして。
庵野監督の手によって初代仮面ライダーを再解釈。庵野さんの考える、仮面ライダーとは何かが描かれる。
尺は2時間程度。今までここまで長尺のライダー映画ってあったのかな。
秘密結社SHOCKERの昆虫合成型オーグメンテーションプロジェクトによって、改造人間にされてしまった青年、本郷猛。
博士の娘である緑川ルリ子と共に組織を逃げ出した本郷はSHOCKERとの戦いに身を投じていく……。
開幕早々、戦闘員の殺し方がグロめ。PG12指定となってるだけある……と思ったが、後半に向けてグロが加速するということもなく、そこは抑えめだったかな。
機密が漏洩しないようにと倒された怪人は泡となって消える仕組みのため、そこもグロさが表立って出ない理由になってたね。
怪人が登場→撃破→次の怪人が登場を繰り返す構成なので、テレビシリーズの総集編を見ているような感覚に陥った。これは原典オマージュで意図的なものなのかしら。
どの怪人も個性バキバキでどんどん退場していくのが勿体無く感じてしまった。サソリオーグなんて、本郷達と接触せぬままに退場させられたしな……。イケイケな登場の仕方したのは何だったんだw
長ったらしい英名の頭文字を取ってSHOCKERと名乗るのをはじめとして、ワードのチョイスが厨二臭くてすき。
ベルトの名前がタイフー プラーナ強制排出補助機構付初期型とか声に出して言いたくなるもんな。
なお、このテの作品には珍しくベルトが子供向けとして一般販売で売られてたのね。
「私、用意周到なの」が口癖のルリ子さん、まさか最終決戦前に生命を落とすとは……。
無表情なシーンが大半なのに、生前に残していたビデオメッセージがでちょっと可愛らしい仕種を見せてくるのズルい。好きになっちゃうだろ……。
メッセージを聞いて涙する本郷、完全に仮面の下に涙を隠す戦士だったな……。
最終決戦で戦うチョウオーグ。ラストバトルでありながら泥臭い戦いでなんとも地味な絵面に。ド派手なライダーキックで〆るんじゃないのか。
プラーナを使い果たした本郷はチョウオーグと相討ちのような形で消滅。ひとり残された一文字は仮面ライダーを引き継ぎ、ショッカーとの戦いを続けるのであった。
サイクロン号で走り去っていく仮面ライダーを捉えたカメラがどんどん引いていって美しい景色が画面いっぱいに広がるの爽やかなフィニッシュで良いねぇ。
オシャレなEDも素敵やんと思っていたら、原典の主題歌を急に浴びせてくるのやめろw温度差ァ!w
案の定、それなりに楽しめはしたものの。俺にはピンとこなかった。当時絶賛していた人達の感想も「自分は楽しめたが、普通の人達は引いてないかな?」というウケを危惧するもので。
庵野さんの仮面ライダーを好きな気持ちが濃縮されている模様。
ショッカーとの戦いは終わっていないし、人工知能がどーたらこーたらって部分は丸投げだったのかな?続編を作れるエッセンスはいっぱい残っていそうに思えるけど、こういうのは単発で終わっておくのが美しいかぁ。
燃:A 萌:A- 笑:C 総:A+
映画リンク
・仮面ライダーギーツ×仮面ライダーリバイス MOVIEバトルロワイヤル(2022/12)
・映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐(2023/07)



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