
著:愛坂 タカト イラスト:メリーはるひな
「自慢の母親過ぎて、もはやまともに直視できるものかよっ!」
電撃文庫2026年2月の新刊。約1日の積み。タイトルに釣られて読んじゃいました。電撃ノベコミ+に掲載されたものを加筆修正した形。
著者の愛坂さんは電撃文庫新人賞の出じゃない人なんだね。調べてもどういう経歴なのかいまいち判らない……。
20年以上に渡って悪の組織シャドウネクサスと戦い続ける最強の魔法少女チェリーダイヤ。その息子、翔太郎は崇拝する母親に落をさせてやりたいとチェリーダイヤを超える魔法少女の育成に臨むが……。
お母さんはあくまでも聖母であって、性愛を抱く対象ではないという位置付け。ママが尊過ぎて幼児退行することはあっても、劣情を抱くことはない。
そのためラブコメ要員として幼馴染みや美少女転校生が配置されていて、この2人を次世代の魔法少女として育成していくことになる。
ここのバランス感が難しい。お母さんへの異常な愛情をぶりぶり発揮するパートがメインかと思いきや、翔太郎と2人のヒロインの関係性が占めるウエイトが大きく、ちょっと軸足がふらついているような印象。
翔太郎を中心としたストーリーも詰まらなくはなかったのだが、タイトルでお母さんをフィーチャーしている以上はお母さんにダダ甘やかされるシーンが沢山欲しかったよねぇ。
魔法少女とは言いながら世界観は結構ハード。怪人との戦いでは大怪我を負ったり、死亡することもあるという。ここもパッケージとはギャップを感じる部分なんだよな。
シャドウネクサスの設定はどちらかというと特撮っぽい。怪人が1体ずつしか出現しない理由や幹部クラスが人間界に来ない理由が設定されているのがとても良い。こういう設定があると全体が引き締まるよね。
絶対2巻読みたい!というレベルではないんだけど、将来性はあると思うので、ちょっと注視しておきましょうか。
燃:A 萌:A 笑:A 総:A


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