【ラノベ】ほうかごがかり 02巻【感想/ネタバレ】

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著:甲田 学人 イラスト;potg

「堂島さんの曲を、三人で動画にしよう。僕ら三人の、存在の証にしよう」

きつい。

2024年2月刊行物。約1ヶ月4週間の積み。連続刊行。
さて、イルマから自身の担当の無名不思議の絵を描いてほしいと頼まれた啓は惺の忠告を聞かずに受け入れる。啓の無謀さを危惧する惺だったが……。

死にたくないという恐怖心からかかりの仕事を放棄するどころか人に押し付けてしまったイルマ。でも開き直ることも出来ず、罪悪感にも苛まれて。これ辛いよな……。恐怖と向き合うだけの勇気も持てず、かといって開き直るだけの図太さも無いという。めっちゃ理解るわ……。

先に死んでしまった憧れの真絢を自分が絵に描いて残すんだという希望を抱くも叶わず、敢え無く死亡。
口絵ピンナップの窓からぞろりと飛び出す赤紫色の頭怖過ぎでしょ……(´;ω;`)

後半は留希のターン。唯一無名不思議と歩み寄れた子。これは事態打開の希望になるかと思いきや……。
留希はいじめられっこで、まーたいじめの描写がしんどいのよ。くそっ、いじめっこ酷い目に遭わねぇかな……と思っていたら、目玉にマイナスドライバーをぶっ刺されていたよやったー!

誰がそこまでやれと言った!!!!!!眼球が破壊されていく描写を緻密にやってくるの悪意しかないでしょ……(´;ω;`)
うわ、扉絵、このドエグいシーンの直前ってことか。イラスト指定した奴、人の心無いんか?
そういえば甲田さんってデビューシリーズでも眼球にガラス片刺したりしてなかったっけ。嫌な初志貫徹やめろw

絶望のドライブは止まることを知らず、あっという間に留希が退場。死んだといよりは無名不思議のいる場所へ引き摺り込まれたって感じだったが、もう生きてはいまい。
留希を助けようとした惺も重傷を負ってしまい。あれ、このまま死にそうじゃね?もしかして人としては死亡して、無名不思議として戻ってくるとか有り得る?もっと地獄じゃん、そんなの……(´;ω;`)

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:A+

シリーズリンク
ほうかごがかり(2024/01)

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ほうかごがかり2 (電撃文庫)

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