【ラノベ】変人のサラダボウル 10巻【最終巻/感想/ネタバレ】

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著:平坂 読 イラスト:カントク

「お前は……俺の人生で最高の贈り物(ギフト)だった」

敗れて当たり前

当たり前なんだよ

2026年7月の新刊。約2日の積み。7ヶ月振りの新刊。
表紙はサラとリヴィア、始まりのふたり。サラ、すっかり美人さんになっちゃってまぁ……。

口絵はそんなサラの見開き全裸イラスト3連発。カントクさんの絶妙な筆致でエロさよりも美しさが勝っちゃうね。
さて、前巻のラストで一気に2年の時間が跳んだが、今回はまずその2年間の出来事がダイジェストで語られていく。

ここのここにきて、実はサラが惣助に随分前から恋愛感情を向けていたことが明らかになるのズルない?
平坂さんは何でもかんでも主人公とヒロインを恋愛関係にしたがる人に否定的だと思ってたから、今作はそういう感じなんだなぁと何の疑いもなく読んでたわ……。してやられた。

サラとリヴィアの激突はかなりのガチバトルで。普通に人が死んでもおかしくないシリアスさで驚いた。今までまともにバトルする世界観じゃなかったから余計に衝撃が……。

何やかんやありつつも、それぞれが面白おかしく日常を生きていく……ってオチだと思った?
残り50ページからの急展開過ぎる急展開よ。後はエピローグくらいでしょって、すっかり油断してたわ……。どんな風呂敷の広げ方やねんw
最後の惣助のサラに向けた言葉、グッときちゃったねぇ……。サラの泣き顔がまた美しいんだわ。

総評

そんなわけで変人達が織り成す群像劇、ガガガ文庫『変人のサラダボウル』全10巻、これにて完結。足掛け4年9ヶ月。
『妹さえいればいい。』から群像劇路線を継続したものの、個人的には前作の方が良かったかなと思っていたら、最後でドデカい盛り上げ方をしてきましたねぇ。

小説家達の物語という縛りが無くなって、より自由度が上がった形。
どのキャラもここからどういう道に進んでいくのかが想像つかなくてずっと楽しかったよな。

これが平坂さん最後のラノベって本当なのかな。群像劇がBATSUGUNに上手いことが証明されたんだから、末永く書き続けてほしいけどなぁ。ラノベじゃなくて一般文芸でもいいから読みてぇんだわ。

燃:A 萌:A 笑:A 総:S-

シリーズリンク
変人のサラダボウル 9巻(2025/12)

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変人のサラダボウル 10 (ガガガ文庫)

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