【ラノベ】勃紀【感想/ネタバレ】

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著:立川 浦々(たちかわ・うらうら) イラスト:昼寝

「鎮矛から飛ぶ斬撃!?白いッ!!」

男性器よ、神話になれ。

ガガガ文庫2026年5月の新刊。約3日の積み。『ミドルノートにさよなら』から9ヶ月、立川さんが第15回ライトノベル大賞一次審査落選作をリファインして登場。
じゃあ立川さんはどうやってデビューしたんだと思ったら、同じ15回で『公務員、中田忍の悪徳』で優秀賞を獲ってるのね。2本送ってたのかw
帯に落選作って堂々と書いてあるの笑うでしょw

タイトルと粗筋を見たら買わずにはいられなかった……。
〝陽つ矛〟の邑は、危機に晒されていた。禍津神を蘇らせた巫女〝祓妻(ハラメ)〟の侵攻。
しかし聖器〝鎮矛(チンホコ)〟は、天牙(テンガ)の大岩に突き刺さったまま。正当な血筋である陰補(インポ)の若長(オサ)が扱こうとも決して勃てること叶わず。
そこへ現れたのは大男。いともたやすく鎮矛を振るい……。

徹頭徹尾、は?硬派な武侠小説ですけど?みたいな顔してるの腹立つwパッケージングからイラスト、語り口、何から何まで至極真っ当なつくりとなっていて、ただ固有名詞が下ネタだらけという。絶対笑ってはいけない武侠小説やめろやwwww

流石に鎮矛といえど、何回も目に入れば慣れてくるというもの。きっちりと作り込まれた男達の友情、葛藤、戦いに引き込まれていきそうになると、すぐさま新しい下ネタが差し込まれてくる緩急のつけ方ズルいwww
しかしあくまでも硬派な武侠小説なので劇中にツッコミなどあろう筈もない。
これは勇ましき益荒男達の闘いの記録、それを嘲るは恥と心得よ!!!!!みたいなテンションなんだよな。

人が神への依存から自立していくというストーリーが純粋に面白いのがこれまた憎たらしいw
男と若長の友情、すっげぇアツかったぞ。
これ1冊で綺麗に完結していて、続刊を出せなくもないだろうけど蛇足だろうねぇ。

燃:A+ 萌:B+ 笑:A+ 総:A+

第15回小学館ライトノベル大賞リンク
負けヒロインが多すぎる!(ガガガ賞、2021/07)

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勃紀 (ガガガ文庫 ガた 9-10)

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