
著:野村 美月
「それなら語部さんは、わたしにとって、この世にたった一人の、かげがえのないストーリーテラーですね」
2025年4月の新刊。約1ヶ月3週間の積み。半年振りの新刊。最新刊に追いついたぞ。
今回は時彦にスポットが当たる構成となっていて、彼のお当番回といった様相。1日だけ恋人の振りをしてくれとは、これまたベッタベタな展開やないの。
修復出来ないと思われていた両親との確執が、少しだけとはいえ解けていくシーンがハートフルで良かったな。
貴方自身の性情が両親に大切に育てられたことを物語っているというのは、なかなか自分では持てない視点かもしれない。
巻末には次巻予告が。糖花と語部さんが付き合うのも秒読みって感じなので、そろそろ完結しそうかな?
燃:A- 萌:A 笑:B 総:A+
シリーズリンク
・ものがたり洋菓子店 月と私 さんどめの告白(2024/10)
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